もしクラミジアに感染したら?原因と症状、病院以外の治療法も
クラミジア感染症は20代を中心に多く、感染は性交渉だけではありません。
クラミジア感染症は性感染症(STD)の中で最も感染者数の多いことで知られていますが、約8割の方が無症状で自覚がしにくいといわれています。
男女ともクラミジアに感染しても無自覚なため、最も多い性感染症の要因となっています。放っておくと様々な病気を誘発してしまいますが、治療を早めに行えば必ず完治する病気です。
クラミジアは性感染症(STD)の一つ
上のグラフは厚生労働省が行った性感染者数の調査では性器クラミジア感染症が群を抜いて毎年1位をキープしており、2位の性器ヘルペス、3位の淋病、4位の梅毒、そして5位の尖圭(せんけい)コンジローマが続いています。
他の性感染症に比べクラミジア感染症が圧倒的に多い理由に、潜伏期間が長く感染しても自覚症状がほとんどないため、知らずに感染していたり、又は他人に感染させていることが挙げられますが、実際の感染者数はもっと多いと推測されています。
ただ、クラミジアは男女とも治療を行えば必ず完治する性病なので、自分や相手が感染していることが分かっても放っておかずに適切な処置を行えば感染拡大の恐れもありません。
クラミジア・トラコマチス
クラミジア感染症は原因菌となる「クラミジア・トラコマチス」という細菌が体内各所の粘膜から侵入し、男性の場合は尿道、女性の場合は膣内部に感染し更に共通では喉にも感染することが知られています。
クラミジア・トラコマチスは細胞内でのみ増殖し、空気中や水中ではすぐに死滅するので空気感染やプールや温泉などの水中で感染することはありません。しかし、一度でも感染してしまうと自然に治ることは無く菌は増殖し続けます。
クラミジア感染症の治療には抗生物質の投与により完治する性病ですが、保菌者と再び粘膜接触があると再感染となるので注意が必要です。
主なクラミジアの感染経路
クラミジア感染症はクラミジア・トラコマチスの保菌者との間でキスや性行為などによる粘膜や分泌物との接触で感染します。たとえ保菌者に症状が無くても、菌は粘膜内で潜伏し増殖を続けているため粘膜と触れ合った相手を感染させてしまいます。
また、特異な例ではクラミジアに感染している母親の出産時に、赤ちゃんが産道を通る際に感染してしまう二次感染のケースも報告されています。
クラミジアは接触する箇所により病名が異なり、キスやオーラルセックスなどで喉に感染する咽頭クラミジア、陰部では性器クラミジアとに分けられます。
性器クラミジア感染症
性器クラミジア感染症は性行為などの粘膜接触で感染するもので、男性では尿道内部、女性では膣内部の粘膜からクラミジアが感染し放っておくと周囲へ感染が拡大していきます。
ここで少し複雑なのですが性交渉以外の、喉のクラミジア保菌者による性器の愛撫だけでも粘膜接触となり、性器クラミジア感染症になることもあるので注意が必要です。
男性の性器クラミジアのケースでは風俗店で男性が保菌者の女性からオーラルセックス(いわゆるフェラチオ)のサービスを受けた時に男性がクラミジア感染となる例が報告されています。
女性の性器クラミジアのケースでは夫婦での不妊症治療の検査で判明することが多く、感染原因は保菌者の男性との性交渉や女性器の愛撫(いわゆるクンニ)とされています。
咽頭クラミジア感染症
咽頭(いんとう)クラミジア感染症はキスやオーラルセックスなどが主な感染経路で、咽頭と呼ばれる喉の粘膜で感染して増殖します。性器クラミジアと違い男女とも共通する箇所のクラミジア感染症で、症状も軽いことが多く自覚症状もあまりないとされます。
キスや性器の愛撫などの性行為ではない簡単な粘膜接触でも感染してしまうため、感染機会も自然と多くなるります。
咽頭クラミジアの特徴は自覚症状の低さから再感染率が高く、パートナー同士で感染させ合う「ピンポン感染」がよく起こるとされます。クラミジアがお互いの喉か性器のどちらかに感染し合って検査でも見逃しが多いとされています。
クラミジアでよくある症状
クラミジアに感染すると約1週間の潜伏期間を経て3週間後から症状が現れるとされますが実際は、男性では約5割、女性では約8割の方が無症状となるので、たとえ症状が現れなくても「自分は大丈夫」と過信するのは禁物です。
自分がクラミジアに感染していると分かるケースは別の目的で受けた血液検査や抗体検査、不妊治療の過程などで自分やパートナーが感染していることが判明し、後から知るケースが殆どです。
次にクラミジア感染症で起こりうる一般的な症状を男女別で紹介します。
性器クラミジアによる男性の症状
男性特有のクラミジアの症状には尿道の炎症がよく知られますが、軽度だと排尿時の違和感から始まり、さらに進むと「尿道炎」が起こり膿が尿と共に出ることがあります。
- 尿道の不快感
- 排尿時の痛み
- 睾丸の痛み
性器クラミジアは男性の場合初めに尿道に感染するため、尿道に関係する症状が殆どとなりますが、長く放っておくと睾丸にも感染が広がってしまい睾丸の痛みまで感じるようになると男性不妊の原因となるケースもあります。
性器クラミジアによる女性の症状
女性特有のクラミジア感染症には膣や子宮頚管に関する症状が多く、軽度ではおりもが増えたり、放置していると性交時に普段感じなかった性交痛を感じるようになる方もいます。
- おりものが増加する
- 生理痛に似た不快感や痛み
- 普段は無い性交痛
クラミジアの症状として女性ではまずおりものに異変がみられることがよく知られ、この他に不正出血や生理痛に似た下腹部の痛みがあります。ただし、これらの症状は自覚しにくいものとなっています。
症状が進むと子宮頚管炎を引き起こすこともあり、クラミジアの感染が子宮から卵管へ広がると卵管炎になり、女性の不妊症や子宮外妊娠、流産などの原因となることも知られています。
クラミジアの予防と治療法
次にクラミジア感染症の予防法と治療法について医療機関の性感染症(STD)ガイドラインを参考にまとめて紹介します。治療法については病院以外で行う個人輸入という方法もあり最後の方で紹介しています。
クラミジア感染症は抗生物質で治療を行えば約1週間ほどで完治するので、早めに行うことをおすすめします。
性器クラミジアを予防するには
クラミジアから身を守り、感染を予防するには不特定多数との粘膜接触を避ける事が一番の条件ですが、保菌者も自覚症状がないことが多いため見分けることは困難です。予防策としてはコンドームの着用が最も有効とされます。
- コンドームを常時使用する
- 粘膜接触を避ける
クラミジア感染症の原因菌であるクラミジア・トラコマチスは感染力はさほど強くなく、保菌者との粘膜接触がない限り感染はしないため、性器の粘膜を物理的に遮断する避妊具のコンドームでも性病予防に最適とされています。
ただし、コンドームに付着した粘液に手で触れた後、自分や相手の性器や口、目などに触ると感染するリスクがあるのでコンドームの使用後にも注意しましょう。
病院でのクラミジア治療
クラミジア感染症の治療は男性では泌尿器科、女性では婦人科を受診することができ、男女共通では性病科でも受診可能です。治療方法は抗生物質での投薬治療になり、現在ではニューキノン系やテトラサイクリン系、マクロライド系のいずれかとなっています。
病院でのクラミジア治療はまず検査から始めますが性器や咽頭、肛門など部位によって検査方法が分かれています。性器クラミジアの検査法はTMA法という即日検査が一般的で、男性ではコップで尿を採取し、女性では綿棒で膣内部の粘膜から検体を採取します。
検査の費用は4,000円~8,000円(税別)で検査結果が陽性なら健康保険が適用され費用は3割負担で済みますが、陰性では適用されず全額自己負担となる場合があります。
- 性器クラミジア検査:4,000円~
- 抗生物質治療:3,000円~
- 診察料等:2,000円~
また、症状によって別の感染症の疑いが出ると血液検査や抗体検査など別途検査を追加で行うこともあり、検査法や治療法は受診する診療科によって若干異なる場合があるので事前に確認しておくと良いでしょう。
通販でのクラミジア治療
病院でも処方される抗生物質は海外の薬局などから通販で購入することも可能で、これを「海外医薬品の個人輸入」といい、自分で使用する目的に限り医師の処方箋が無くても薬を輸入することが厚生労働省から認められています。
海外医薬品の個人輸入では輸入手続きを代行してくれる専門サービスを利用するのが一般的で、おすすめのユニドラ(unidru.com)では高品質のインド製ジェネリック医薬品を通販で注文することが可能です。
医薬品の輸入といっても楽天市場やAmazonなどのECサイトと同じように「カートに入れる」ボタンで注文し、銀行振込かクレジット決済で代金支払いを済ませば後は自宅まで届けてくれます。
通販で選べる抗生物質にはニューキノン系ではクラビット(レボフロキサシン)、マクロライド系ではアジー(アジスロマイシン)やエルトシン(エリスロマイシン)などが注文可能です。
ユニドラでは個人輸入や注文方法に関する問い合わせにもメールやLINEににも対応しているので、安心して通販を長く利用したい方におすすめです。
※初めての方はまずアカウント登録(無料)が必要です。
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まとめ
クラミジア感染症には病原菌となるクラミジア・トラコマチスが感染する部位によって名称が異なり、性器では「性器クラミジア」、喉では「咽頭クラミジア」、最近では性行為の多様化で「肛門クラミジア」も増えているそうです。
梅毒や淋病といった性感染症の中でもクラミジア感染症の患者数は毎年群を抜いてトップとなっており、「ピンポン感染」に陥りやすい妊活などが活発な20代の男女を中心に感染が広がるリスクが高まるとされています。
もし、自分やパートナーがクラミジアに感染していることが分かっても適切な対応と治療を行えばクラミジアは必ず撃退できる性病です。治療法には病院で行う方法と、通販を利用した個人輸入で行う方法がありますが、どちらも抗生物質による治療法となります。










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